こんばんは、新しい土地で9割の確率で迷子になる方向音痴っぷりを発揮する なおです。
今夜の神奈川県の夜空は、明日の春嵐を控えて曇りがちで、星を見つけることはできませんでした。昨日までは比較的晴れていて、4月9日には夕焼けの富士山の上に一番星が煌めいていました。
4月のホーチミンの南の空には、みなみじゅうじ座が浮かんできているそうです。
そんな中、今夜のオンラインプラネタリウムは、なぜ日本人はみなみじゅうじが好きなのかをを紐解いていきました。
まさに理科の授業でしたが、とても分かりやすい解説で、ガッツリ文系の私でも「なるほど!」と腑に落ちました。
日本が雅な平安時代を迎える頃まで星空をタイムスリップすると、南の空では半分ほどの南十字が見えていたようです。更に時計の針を戻して5000年くらい前の縄文時代になると、日本の夜空にもばっちり南十字が浮かんでいます!う、羨ましい…!日本人のDNAが組み込まれている私も南十字が大好きなので(見たことないけど)、日本に居ながらにして南十字が見られるのは羨ましいにも程があります。良いなあ。
なぜ2023年の現在と、5000年前の縄文時代で、同じ場所にいても見ることのできる星空が変わるかというと、地球の地軸がコマのように回転しているからだそうです。真北を示す星も数千年経つと変わるそうで、実は北極星は世代交代するんだとか。そして地軸の傾きが変わるとなぜ見える星空が変わるかというと…これ以上の説明はガッツリ文系には荷が重いので、ぜひアーカイブから配信を見て「なるほど!」を味わってください。
5000年前にみなみじゅうじ座を見上げた遠い遠いご先祖様たちは、星空を見上げてどんな絵を描いたのでしょうか。もしかしたら、やっぱりみなみじゅうじ座は十字に見ていたかもしれないし、全く別のもの(縄文時代だと石器とか身近なものかな?)になぞらえていたかもしれません。
もしいつかみなみじゅうじ座を見ることが出来たら、DNAに組み込まれたご先祖様たちにどんな風に見えるか聞いてみるのも楽しいかな。