【オンプラ★ちょびっと振返りブログ】おまえは誰だ!? ~神々を見抜く目を養おう!

こんばんは、この時期にカボチャのお菓子を見かけると一通り反応する なお です。

2024年9月27日の神奈川県は雨気味で、先ほど出かけた際にも小雨が降り続いていました。今週末は雨がちらしいので、彗星もしばらくお預けでしょうか。それでも続く残暑(というより夏そのもの)は越えて、この後は秋が本腰を入れてきそうです。

2024年9月15日の東京の秋の空。天が高くなっていきます。

今夜は秋らしく芸術鑑賞です。美術館に行くと神様が描かれた絵画がお迎えしてくれます。素晴らしい作品なので知識がなくても見ているだけで目を楽しませることができますが、ちょっとコツを押さえていくとより深みのある時間を過ごせそうです。そんなコツをお裾分けしていただきました。

絵画に描かれている神様や有名な人物は、自分が誰かを鑑賞者に知らせるために、自分を特定できるアイテムを持っていたりするそうです。さすが神様たち、一枚の絵に描かれているときにもちゃんと民衆のことを考えて自己紹介をしてくれているんですね。そういう神様を同定するために描かれた象徴的なアイテムなどを、アトリビュートというそうです。

例えばゼウスであれば、神話の中で変身した鷲が一緒にいたり、王笏を持っていたりするそうです。鷲や王笏がゼウスを表わすアトリビュートです。描いていたらスペースが余ってしまったので埋めるためにたまたま鷲を描いている訳ではなく、もちろん画家の方はちゃんと構図を考えて作品を仕上げているんですね。

数名の神様たちのアトリビュートを教えてもらったら、次は実践です。実際の絵画を見て、そこにいる神様は誰かを当てるクイズも開催されました。たくさんの神様が描かれていて難しい問題もありましたが、分かると楽しくなってきます。これがあるから、この神様は誰々かな、と考えていると次も次もとなって、新しいアトリビュートを知りたくなってきました。そうやって知っていくと、美術館に誰かと行ったとき、知ったような口ぶりで「これはね、」と言いたくなってしまいそうです。

配信ではもっと神様についての解説があるので、秋の夜長に学識を深めて、美術館に力だめしに行ってみてはいかがでしょうか。