こんばんは、趣味の読書が高じて本棚製作中の なおです。
今夜の神奈川は薄雲が敷かれていますが概ね晴れて、春の星が見え隠れしています。実は今日は静岡に新入社員研修のサポートのため出張していましたが、午前中の富士山の周りにはひつじ雲が群れをなしていて、もうそろそろ初夏が来るのかな、とゴールデンウィーク前にワクワクしました。
さて、フレッシャーズも新しい生活に慣れ始めるこの頃、今夜のオンラインプラネタリウムは新しい趣味として星の楽しみ方を教えてくれました。星を楽しむと一口に言っても、色んなことができますね。
私はゴリッゴリの文系且つ文化系なので、星を楽しむといえば写真集や絵画にプラネタリウム派ですが、キャンパーのように街明かりから遠く離れた場所で静かな星空を独り占めにも憧れます…!
星空を楽しむと言ってもいつ・どこで・誰と・どんな風に?もちろん星空を楽しむ時にはマナーも必要です。身を守る手段も備えなければいけません。今夜のオンプラを見て、「星空を眺めたいけどどうしたら良いのかな」を学ばせていただきました。
大切なことは、自分ができる範囲で、自分のペースで、自分が楽しめること!背伸びをしてもつまらないですし、一歩ずつ星空に近づきたいなと思いました。
ちなみに私に最も身近な星空観測は、会社帰りに駅から家への道ながら、空を眺めること。今日は早く帰ってこれたので、夕暮れ前の青空に雲と電線の編みにかかったような半月を楽しみました。
配信の中で月見酒の話題がありましたが、最近読んだ万葉集の本にこんな歌がありました。
ー春日なる 三笠の山に 月の舟出ず みやびをの 飲む酒坏に 影に見えつつー
山から登ってきた月が宴会中の盃に映るという風流な一句です。1300年前の奈良時代の人たちも、同じように星月夜を眺めながら一杯傾けていたと思うと、同席して一緒に星を眺めたくなりました。