こんばんは、散歩のお供はヘッドホンで聴くその土地イメージの音楽な なおです。
2024年3月8日の神奈川県の夜空は、雨上がりの曇り空。今週は雨の中で八重桜を見かけましたが、今朝の県内は雪が降ったそうで、相変わらず冬と春を行きつ戻りつです。
花冷えだろうと雲のずっと上、星空の世界はどんどん春めいてきています。西に冬星たちのパレードが沈み、今夜も春の星座が21時でも天頂に昇っています。
さて、春の星座と言われると…何が思い浮かぶでしょう…?
毎年のことながら、やっぱり冬の明るさからすると、ちょっと控えめな空が広がっていますね。この季節の主役級といえばしし座ですが、今回はそれより北側にある動物たちにまずはフォーカスを当てます。
色んな動物に変化してきたきりん座からやまねこ座、殆どどんな星座にもあるアルファ星が何故か無いこじし座…彼らにはその星座に纏わる神話が無いそうですが、だからこそ物語の余白があります。私も配信中に妄想力を巡らせてしまいましたが、皆さんならどんなストーリーを描きますか。
後半は、今夜見える星雲・星座と、最後には銀河のご紹介です。
オリオン座はやっぱり賑やかで、オリオン星雲を始め、馬頭星雲も見えます。オリオン星雲は空気がキレイな場所で頑張れば肉眼でも見えますが、馬頭星雲はカメラに納めるのも難しいそうです。星空カメラマンの腕の見せ所ですね。腕の見せ所といえば、こちらも界隈で有名なバラ星雲は、そのバラの表現方法に十人十色のコダワリがあるようですよ。写真越しの星雲は惚れ惚れする美しさなので、見応えあります。
最後にはきりん座に戻って、その星座境界線内にある銀河を探しました。この銀河、とても宇宙を語ってくれます。どんな銀河か、ぜひ配信のアーカイブでご覧ください。
さて、地上でも天上でも、春を探しに出かけましょうか。