【オンプラ★ちょびっと振返りブログ】本棚でキラめく満天の星 地球(グローブ)座は天王星にあり!?第1幕『ハムレット』

こんばんは、雪が降ると庭駆け回るタイプの なおです。

2025年1月17日の神奈川県の夜空は晴れつつも少し雲がかかるタイミングがあり、時々明るい星でも見えないタイミングがありました。それでも惑星が明るい昨今で、不意に視界に入る金星や火星にハッとさせられます。

2025年1月17日のふたご座の方向で、カストルとポルックスの家族ヅラをしているような火星。スマホだとあんまりですが、実際には名前の通り赤く見えます。

今回はガッツリ文系による星空案内の回でした。初っ端は天王星について、さも星空をフツウに解説できる人のように解説しましたが(いやそんなこともないか)、ドキドキしますね。理科の先生って、こんな複雑なことよくスラスラ話すことができるなあと感心しっぱなしです。いちいち合ってるか不安になってしまうのですが、羊飼い衛星についての解説は視聴者さんに納得していただけたようで、安心しました。

天王星の第七衛星であるオフィーリアは、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に出てくるヒロインの名前から取って付けられました。そこから、今夜は『ハムレット』の星空も紹介させてもらいました。御家騒動的悲劇のお話なので、悲恋のストーリーもありながらそんなにロマンチックな星空は出てきません。ただ星が、ハムレットの運命的な生き方を彩ってくれるのは印象的です。声に出して言いたくなるような名台詞も万歳です(「To be or not to be」は、『ハムレット』を全く知らなくても聞いたことあるのでは)。

ただ、どんな図書館にも置いてある『ハムレット』は脚本なので、読んでいるだけではどういう話なのかイマイチ分かりません。配信で英文学科出身とエラそうなことを言った私ですが、学生の頃はシェイクスピアが苦手分野でした。どういう風に読めばいいのか分かりにくかったのです。

それを舞台で観劇したとき、「こういうことか!」は天啓のようでした。解釈の仕方を教えてもらったような気がします。その役者さんと私では、同じシーンの同じセリフを読んでもやっぱり違う解釈をすると思うのですが、それが演劇の醍醐味だと思います。

配信を見て興味を持ってもらえたら(もし出来れば持ってもらえなくても)、劇場に足を運んでみてください。