名古屋市科学館は、名古屋市中区にある「白川公園」の中にある、市立の科学館です。名古屋市市政70周年の記念事業の一環として作られた施設です。
2011年に大幅リニューアルされた「名古屋市科学館」ですが、開館は1962年と60年の歴史を持つ、総合科学館です。
1962年に開館した際は「天文館」という名前で、プラネタリウムがメインでスタートしたこともあり、2011年には世界最大となる直径35メートルのプラネタリウムは、ギネス登録されるほど、プラネタリウムに力を入れている科学館のひとつです。
宇宙・天文に関する展示物は、各惑星の紹介から、宇宙の仕組みなど、天文学についての展示はもちろん、以前使われていた天体望遠鏡の展示から、プラネタリウム、サターン5型ロケットからジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡まで、多くの展示物があり見ごたえ満載です。
多くの展示で、説明と共に自分で動かしながら、その変化を見ることで、理解できる仕組が用意されています。そのため、説明文だけではわかりにくい「違い」や「変化」を体感的に分かりやすく理解できるようになっています。
「名古屋市科学館」を見て感じたのは、来館されている方の年齢層の広さです。子ども連れのご家族だけではなく、大学生のグループや、大人の方たちが、各展示を真剣に見ていたのがとても印象的でした。
特に「宇宙・天文」のエリアの展示物は、見ていても綺麗な展示物が多く、子どもから大人まで、幅広い層におすすめの科学館です。
- 施設名:名古屋市科学館
- 住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-1 芸術と科学の杜・白川公園内
- 開館/閉館時間:開館 午前9時30分 / 閉館 午後5時
※入館は午後4時30分まで - 休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、直後の平日が休館となります)
:第3金曜日(祝日の場合は開館し、第4金曜日が休館となります)
:年末年始(12月29日から1月3日)
:その他臨時休館等があります - 入場料:大人 展示室+プラネ:800円 展示室:400円
:大学/高校生 展示室+プラネ:500円 展示室:200円
:中学生以下 無料
:名古屋市在住の65歳以上 展示室+プラネ:200円 展示室:100円 - 交通アクセス:地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」4・5番出口から徒歩5分
:市バス「広小路伏見」下車徒歩5分
:名鉄バス「白川公園前」下車徒歩5分