こんばんは、海を見るととりあえずテンションが上がる派の なおです。
「昨日、一昨日」オーストラリアに着いて、天文台での星空を堪能しました。さてさて「今日」は…
Day 3 15-Mar-26 at Fremantle
朝から文句なしの快晴のパース、まさに海日和です。というわけで、Fremantleというエリアに向かいました。ここには海洋博物館と沈没船博物館という冒険心をくすぐりまくりな施設があるのです。オーストラリアも海洋民が多いらしく、船、ひいては航海に関する展示もあるのでは無いかという期待を胸にいざ出発です。






燦々な太陽のもと、たくさんの船が展示された海事博物館はありました。アボリジニの方が使っていた伝統的なカヌーのような船や、移民の方が使っている近代的なものまで、所狭しと船が空間に浮いています。船ってやっぱり水の中のものなんだなあと思ったのは、形が魚に似ていること。何を当然のことを改めて、と思われそうですが、下から船体をまじまじと見ることもないので、なるほどと感心してしまいました。用の美というか、必然性というか、特に船尾が魚の尾鰭にそっくりだなあと感じました。
そして海事博物館の3Fには小型のドームがあるのですが、そこでは3種の番組が上映されていました。1つはグレートリーフ、もう1つはクジラ、そして最後はStar Dreamingという星の番組です!まさかここでこんなに大々的に星に出会うとは思わなかったのでびっくりです。正直船とはあんまり関係なさそうな内容でしたが、私にとっては何の問題もないどころか嬉しい誤算なので、スキップ気分でドーム内へ。


物語の主人公は、科学系の男の子マックスと、伝統的なダンスや音楽に興味がある女の子ルチア。
2人はまず西オーストラリアの電波天文台SKA-lowを訪ね、宇宙の始まりや星の死、それらが地球の構成となることを知ります。
電波天文台が設置されているのは、Wajarri Yamajiが住む土地。2人はこの地のアーティストを訪ね、ペイントアートから天の川にいるエミューやその卵、セブンシスターズ(すばる)とそれを追うハンター(アルデバラン)の物語を伝えられます。
人は大地を歩き始めた時から空を見上げて来た。宇宙はたくさんの大切なことや物語を教えてくれる。
科学と伝統的な物語が邂逅し、私たちに過去・現在・未来を伝えます。もしかしたら今夜見上げる天の川にエミューがいるかもしれません。
見あげるその宙はひとつの空で、私たちはそんな空を分かち合っているー
素敵すぎて、当日2回見ました。お土産に上映されていたアボリジナルアートのエミューの天の川の絵葉書とかあったら、絶対買ったのになあ。

もう一つの博物館、難破船博物館では船そのものというより、沈没船で見つかったさまざまな遺物がメインのようでした。なんと19世紀半ばの沈没船から見つかったガリレオ式望遠鏡もありましたよ!もうテンション上がります。
他にも航海するのに必要な技術として、船上での観測道具なども並んでいました。モニターでは道具の使い方の動画も見ることができて、私はここでようやく天文宇宙検定で出てくるアストロラーベの使い方を知ることができました。6月の試験、頑張らねば…!
ちなみにここでの難破船調査の様子をDisney+で観ることができるようです(「Shipwreck Hunters Australia」)。まだ私は観れていないのですが、次の休みには観て見たいなと思います。



海辺のFremantle、思いついてこの日の最後に波打ち際まで行って、日没を待ってみることにしました。最初はビールを片手に浜辺のバーで、飲み終わって静かにじっと太陽を見送る1時間。地元民と思しき人や観光客らしい人、様々な言葉を話す人たちが集まって、皆んなサンセットに見入っています。古今東西、夕暮れ時というのは人々に特別な時間を与えるんだなと思いました。
この日の1番星の木星や、まだ慣れない天頂のシリウスやカノープスが現れ、マジックアワーも過ぎて暫く波の音を楽しんでいると、左手にやっぱり見慣れない星の並びが。最初はなんとなくからす座かと思っていたら、ようく見るとケンタウルス座の前足とみなみじゅうじ座でした。先にビールを購入したバーの明るい照明の上でも、それと分かる形でかかっています。市街地で見るのは初めて(と言ってもトータルでも人生2回目)ですが、1等星の星たちも含むので、割と見えるもんですね。お、そこにいたのか、みたいに。日常の中でも南十字星が見えるの、オーストラリア人羨ましいなあ。



「明日」はいよいよピナクルズ砂漠の星空観察ツアーです。満天の星、見えるか!?
