メドゥーサの首を使い、化け鯨からお姫様を助けた勇者ペルセウス。秋の星座で有名なこの星を今回ご紹介します。
ある王が「じぶんが息子に殺される」夢を見ました。王はその未来に怯え、妻の女王を塔の中へ閉じ込めたのです。 女王はあまりにも美しかったため、ゼウスに目をつけられます。 ゼウスは黄金の雨に変身し塔の中へ忍び込み、ペルセウス、他の子どもたちが生まれたそう。まさか子供が生まれると思ってなかった王は夢が現実になることを恐れて、こどもと女王を箱に詰めて流してしまいました。 運良く流れ着いた先である男の人に助けられ一命をとりとめます。
たすけてくれた男の弟は、自分に振り向かない女王に腹を立て子供のペルセウスに難癖をつけます。「宴の土産はないのかね」 そうしてペルセウスは旅に出るのでした。