【書籍紹介】月学~伝説から科学へ~

監修:懸 秀彦

著者:稲葉 茂勝
出版社:今人舎

ジャンル:児童書

レベル:幼児〜大人まで        (幼児は読み聞かせの場合)

本のサイズ:ハードカバー
(約W185mmx約H260mm)

総ページ数:50ページ

字の大きさ:児童書の中サイズ         (ふりがな有り)

身近な月について学べる

みんさんは、月についてどれだけの事を知っていますか?月の満ち欠けは?呼び名は?などなど、そんな疑問にこの本では、まるごと1冊「月」について知ることができる本です。

この本の特徴として科学の話ばかりではなく、「月」が出てくる文学や昔の人がどの様な言葉を使い「月」の姿を言葉にしてきたかまで知ることができます。

また、表紙裏の『月伝説』の漫画も掲載されているので、月の伝説も知ることができます。(月の伝説と言ったらかぐや姫しか知りませんでした。)

そんなたくさんの秘密があるワクワクドキドキの月の秘密を探りませんか?

入門書にぴったりの1冊

宇宙に興味が出てきたお子さんに入門書としておすすめしたい1冊です。

本章は、豊富な写真をまじえて丁寧にわかりやすく「月」について解説しています。字が読めなくても写真だけでも楽しめます。

また、中高生は国語の授業で古典を学ぶ際に、この本を読む事で、月についての基本的知識が付き古典文学への理解が深まると思います。中高生の方にもおすすめです。

この本を読み私は、「月の錯視(ムーンイリュージョン」と言う言葉を知りました。ある程度、天文に関しては初心者の方よりは知識はあるのですが、お恥ずかしながら知りませんでした。

そのため、天文初心者の大人の方やある程度知識がある大人が読んでも楽しめる一冊です。(新たな発見もあるかも知れません。)

そして、2025年以降には人類が月に行く「アルテミス計画」も進行中です。そのためにも、さらに身近になる「月」について学んでみてはいかがでしょうか?

家庭に一冊この本を常備しておきたい一冊です。

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