こんばんは、ムーミンバレーパークに行って、スナフキンのハーモニカを聴きたい なおです。
2026年7月17日の神奈川県の夜は相変わらず曇りで、全然星は見つけられませんでした。お昼の都内は一時土砂降りで、それに比べればまだ良い方でしょうか。朝は晴れることもあるのですが、今がシーズンのさそり座を満喫しておきたいので、そろそろ夜にも晴れてほしいところです。
今夜はガッツリ文系による星空案内回でした。テーマはムーミンです!おとなになってから読んだのですが、子ども向けのファンタジーかと思いきや、ムーミンシリーズにはおとなこそ色んなことを考えさせられることが散りばめられています。
配信冒頭のアイスブレイクでムーミンに出てくる推しキャラについて話しましたが、フィリフヨンカという女性も気になっています。短編集『ムーミン谷の仲間たち』に登場して、平和な時にも「これは恐ろしいことの前触れに違いない」と不安を抱えています。そんな彼女が、本当に訪れた嵐に向き合うシーンがとても印象的です。
そんな魅力的なキャラクターがたくさんいるムーミンシリーズですが、ある時そんなムーミン谷に彗星がやってくるというお話があります。『ムーミン谷の彗星』という物語で、彗星の様子やその影響が細かく描かれています。物語冒頭は、夏至過ぎの明るい谷の様子が描かれて生き生きとした印象を受けます。そんな中に彗星がやってきて、それが恐ろしく、周りがどんどん不安に包まれて無彩色になっていくところ、赤色の彗星が強烈にひかる姿が、物語に迫力を持たせています。
『ムーミン谷の彗星』は戦後すぐに出版されたので、戦火の不安を反映した作品とも言われています。恐ろしいものがやってくる怖い空が広がる毎日を思うと、平和を祈らずにはいられなくなります。
改めて彗星ってなんだろうと思って調べてみると、思っているより大きいんだなと感じました。彗星の置き土産である流れ星は文字通り塵なので、とっても小さく、その印象があったからかもしれません。
配信で紹介した雪だるまちゃんたる核も、平均サイズは数km〜数十kmだそうです。そこから広がるコマも数万km程度になるそうで、尾に至っては一番長い彗星で太陽から火星まで届くサイズにまでなったそうです。それくらい大きく見える彗星、一度で良いから見てみたいです…
作中に出てくる天文学者も星に夢中ですが、池谷・関彗星を見つけた関先生も、夜毎望遠鏡を空に向けてじっと宇宙を見つけて、彗星を追いかけていたという文章を見かけました。宇宙を駆けていく、もしかしたら一期一会かもしれないほうき星。いつか宇宙の秘密を教えてくれるでしょうか。

今回の配信にあたり、ムーミン公式サイトの運営事務局様には朗読の許可をいただきまして、ありがとうございました。
また、許可をいただくにあたりオンプラメンバーにも助言や申請など大変な協力をいただきました。本当に皆様に感謝です。ひとりぼっちではできないこと、たくさんですね。ありがたいことがいっぱいです。
