【オンプラ★ちょびっと振返りブログ】マイナーでもオススメ 初夏の天文イベント

こんばんは、塩分タブレットも欠かさず持ち歩く なおです。

2024年7月19日の神奈川県の夜空は雲が多いようで、もうすぐ満月の月が隠れたり出てきたりといった具合でした。梅雨明けして且つ夏の土用入りの今日、日中は青空も広がり、いよいよ夏がやってきます。

2024年7月14日の上弦の頃の月。鳥が南の方へ飛んでいきました。

今夜はタイトル通り、ニュースでも聞かないマイナーな天文イベントのご紹介です。皆さんはいくつ観測したことがあるでしょうか。

まずは水星の東方最大離角です。「東方」と名前が付いているけど、日の入りの西の空で太陽の近くに見えるそうです。ややこしい…

2024年は何度かオンプラの過去回でも取り上げたので、もうそろそろ私の中の認知度が高まってきています。惑星の中でもなかなか観測できない、すばしっこく過ぎ去ってしまう星なので、ちょっと追いかけたい気持ちになります。

惑星から準惑星に降格(?)された冥王星は、衝を迎えるそうです。

地球に最も近くなりますが、それでも遠い冥王星のこと、望遠鏡を持ってしてもなかなか「あれが冥王星だ!」とはなれないそうです。配信ではステラリウムで等倍の冥王星・海王星・木星を見比べましたが、それも納得です。全然サイズ感が違う!見つけるのが難しい冥王星、早速夏休みの始まりに観測してみて、宿題としてみるのもいいかもしれません。

惑星に戻ると土星食も起こるそうです。そこそこ明るくなった朝に起こるそうなので、通勤時や夏休みのラジオ体操に出かけるときに月を見つけたら土星食が起きてるんだなあと感慨に耽ってください。

最後にご紹介したのはW流星群です。なんとやぎ座流星群とみずがめ座流星群が同じ日に極大を迎えるそうです。マイナー流星群によるコンボ技、しし座流星群を超えることができるでしょうか…!

マイナーな天文現象は遭遇率が低い、謂わばレアキャラです。配信では観測の仕方や観測のスケジュールもばっちしご案内しているのでチェックして、他では体験できない夏を味わってみてはいかがでしょうか。