こんばんは、偉人のちょっとした人間らしいエピソードが好きな なおです。
2025年10月24日の神奈川県の夜は小雨が降っていて、晴れ又は曇り予報だったような気がしたのでびっくりでした。今週は冷え込みが進んで、水曜には長袖on長袖でも寒さを覚えたので、木曜にタートルネックを着たらちょっと暑いという、着るものに悩む季節ですね。急な気温変化があるので、皆さまご自愛ください。


今回は、11月の天文宇宙検定の試験勉強中なガッツリ文系による解説でした。皆さん、勉強していますか。
配信でも話した通り、参考書に『星界の報告』とあるのを見て、ジャケ買いならぬタイトル買いした一冊です。星界ってどんなところだろう、報告ってどんなものを見たんだろう、それが気になって手に取りました。
月の表面には山谷があって凸凹している、とか、天の川や星雲(星団)は恒星の集まり、とか、今ではすっかり当たり前に知られていることですよね。
けれど当時は天上と地上は全く別の世界で、月を含む天体は完璧で滑らかだし、地球以外を中心として回る天体などあり得ませんでした。そんな常識の世の中で、望遠鏡を覗いたガリレオの瞳に映った星々は、どれだけ美しく見えたんでしょう。ガリレオは、どんな世界を見たんでしょう。

ガリレオの時代から400年が経過しました。彼の後にニュートン、ラプラス、アインシュタイン、ハッブル、ホーキング…他にも様々な天文学者たちが宇宙を見つめ続けて、数インチのレンズがついには地球規模サイズの望遠鏡となってブラックホールの影まで撮影するまでになりました。昨日見た舞台「チ。」で受けた通り、地動説だけではなく、連綿と受け継がれるものがあります。ガリレオ以前からも続いていたし、これからもきっとそうなのでしょう。
物理学では宇宙には果てがない、無限の宇宙の中心は、観測者自身という見方もあるそうです。ということは、天動説がいう地球が宇宙の中心も一理あります。世界の見方は千差万別、いろんな視点を持って世界と付き合っていけたらいいですね。


