【星空観察ログ】南十字星 Day 4

こんばんは、いつか砂漠に聳え立つサボテンを見上げてみたい なおです。

「昨日」は青い空と青い海をたっぷり浴びました。晴れ続きのパースで「今日」向かうのは…

Day 4 16-Mar-26 at the Pinnacles Desert

晴れ続きのパースです。星見に本当良い街です。

今日はPinnacles Tourさんによるピナクルズ砂漠でのサンセットと星空観察のバスツアーです。日本で申し込んでおきましたが、現地の旅行会社によるツアーで、お迎えはオージーでした。ちょっとドキドキしましたが、日本人向けに日本人のガイドさん(オーストラリアに関するどんな知識も持っていそうなくらい詳しい!)も同行してくれて、一安心です。久しぶりに(と言ってもまだ4日ですが)日本語での会話で、逆にちょっと戸惑いました笑

バスの車窓より。右側は固有の花が咲く木で、左側奥の方にニョキニョキ伸びているのは、森林火災後に伸びる植物だそうです。火災ありきで進化した植物がいると聞いてびっくりです。

最初はYanchep National Parkでの野生動物に会うイベント。星空だけのツアーかと思っていたので「そんなのあるの?」(多分ちゃんとツアーの要領には書いてあったのに読んでないだけ。ちゃんと読め)と言われるがまま着いていきます。こんな調子なので最初は受け身というかそこまで気乗りしていなかったのですが、いざその場に行くとやっぱりテンション上がりますね。夜行性のカンガルーに昼下がりに会えるかは運次第らしいのですが、バッチリ出てきてくれました。カラフルな鳥たちやコアラにも会えて、なんだかんだ楽しみました。お休み中のコアラ可愛い!

そこそこ近づいたけど構わずお食事中なカンガルーくん。ガイドさんによると、邪魔しないように一定の距離を保つことが近づく秘訣だそうです。
この子たちは夫婦で、番になったら一生を添い遂げるそう。
コアラさんたち。この子はファンサしてくれるタイプの子でカメラ目線をくれました。それは高い樹上で、すごい体勢で寝ている子もいました!

とはいえ目的のサンセットは太陽のスケジュール合わせ。当然人間をいちいち待ってくれないので、時間厳守でParkを出て、きっちり早めの夕食を済ませて砂漠に向かいます。道中の大陸味溢れる景色を楽しんで、何とか砂漠でのサンセットに間に合いました!

ピナクルズというのはこの奇岩のことを言うそうです。ガイドさんによると、どうしてこの奇岩ができるのかはまだ解明されていないそう。現地の伝説では、この場所に踏み入れると岩にされてしまって、それがピナクルズになるとか。優しく触れないと崩れてしまう、繊細な奇岩たち。気性が荒いと言われるエミューたちもここに現れるそうですが、どう接しているのか気になります。

なんとか間に合ったサンセット!あの太陽はインド洋に沈んでいきます。
沈んでもエネルギーを感じる太陽の残光。

日没後は楽しみにしていた星空です。この日の日没は18:35で、すっかり夜の帷が降りたのは19時過ぎごろ。今回同行のツアーガイドさんには天文学者の方もいて、彼による星空案内のもと、南天の星を楽しみます。彼のおすすめはマゼラン星雲だそうで、日本語ガイドさん曰くいつも何度もマゼランを推しているそうです。パース天文台の回でも書きましたが、南半球に行けばいつでも見れるものと思っていたので、そうでもなかったマゼラン星雲を推したくなる気持ちは分かります。ここならでは。それでも、よく見る星空写真のようにくっきりはっきりではなく、ぼんやりとおぼろげではありました。感覚的には2024年の川崎市で見た紫金山・アトラス彗星よりはちょっとよく見えるくらい?(分かりにくい例え…)

それでも視界に壮大に広がる天の川は圧巻です。天の川、こんなにはっきり流れているのは初めて見ました。やっぱり、感動します。北の冬のダイヤモンドから天頂のアルゴ船を経て南十字星やケンタウルス座まで。悠々と、さらさらと。

冬のダイヤモンドといえば、オーストラリアでは地平線から高く上らないスバルが縁起星のようで、神話にもなっているそうです。東アジアで言うところのカノープスみたいですね。涯にある明るい星は、人のインスピレーションを掻き立てるようです。

澄んだ空のもと、流れ星が降る中で、今夜のツアーはお開きです。

右下の方が南十字星とケンタウルス座の方向です。2回くらい、南十字星に飛び込むように流れ星が流れるのを見ました。
例に漏れずiPhone12で撮影した写真なので、スマホやPCの明かりを最大に上げてご覧ください。
真ん中方向が大マゼラン星雲、だったはず…!
雄大な天の川。

帰りのバスの中、たまたま隣に座っていた年長のオージーに感想を聞いたところ、自分はツアー2回目で、前に行った1990年代はもっと星が素晴らしかったとのこと。スマホアプリにステラリウムを入れているくらいなので、彼も星ガチ勢でしょうから、きっと相当星空が綺麗だったのでしょう。もう見れなくなってしまったものを惜しみつつ、どれだけ見事な景色だったのか思いを馳せて、この日は夢の中に就きました。

「明日」はガイドさんに聞いたパースのプラネタリウムに行ってみます。