こんばんは、改めましておはようございます。終日あくびが止まらない なおです。
3年ぶりの皆既月食に再会してきました。
最初に2025年にも皆既月食があると知ったのは多分2ヶ月くらい前だったと思いますが、その時は前回の記憶を踏襲して「会社帰り、どの辺りで見られるかな」と暢気に思っていました。今回(9月8日)のショータイム、東京の開演は1時30分ごろ、終演は5時前と知ったのは、9月に入ってからです。食の最大は3時過ぎと、もはや夜ではなく、それは朝です…
その後出社しなければいけないサラリーマンには、厳し目のスケジュールです。
とはいえ神奈川県の天気予報は快晴。前夜(7日)の満月も煌々と照っていて夜空を青く染めるくらいです。どう見ても観察のチャンスです。自分自身に「やれば出来る子!」と目覚ましをセットし、とりあえず一回お休みました。
気づくと3時20分でした。
え!食の最大見逃した!いや落ち着いてまだ皆既月食中。慌てて外に飛び出して西の空に向かうと、探すまでもなく赤い月がぽっかり浮かんでいました。
やっぱり赤いなあと眺めやり、YouTubeの色んなライブ配信をラジオ的に聞きながら、やっぱり眺めていました。その時聞いていたどこかのチャンネルの誰かが、こうして月食を見ていると食を起こす地球もやっぱり丸いんだと実感すると言っていました。確かに、ほんとうだ。
そのまま私は部分月食の再開まで見守って、翌朝(というかもう当日の朝)に備えて寝直してしまいました。
オンプラメンバーはガチ勢揃いなので、ちゃんとカメラ片手に待機していました。皆んなすごいです。そしてさすがです。
神奈川の別の場所でも雲一つない空の下、ビデオカメラで動画を撮影していたメンバーがいました。皆既後の部分日食の終わりの様子を動画で見せてもらいましたが、確かにこの影の部分を見ると地球が丸いことに納得です。


都内も雲ひとつなく晴れたそうで、皆既月食を届けていただきました。
実はこの土日は多忙に過ごして見送ろうとお休みしたのに、3時前に目が覚めるという星好きの真髄のようなお身体をお持ちの方です…!良いなあ。
食の終わりはもう曙、この頃にはオリオン座ももう昇ってきたそうです。


何と種子島からも皆既月食が届きました。
南から西にかけての空は雲がかかりがちだったそうですが、食が進むに連れて満天の星が現れたとのこと。満月の日に星も満天に見えるって、すごいですね。ばっちり食を捉えられていて、カメラ捌きも素晴らしいです。
そして天の川も届けていただきました。良いなあ!皆既月食と天の川のコラボ、見たかったなあ。




また関東に戻ってきて、こちらは武蔵野の森公園から。シートとキャンプ椅子で双眼鏡片手にのんびり眺めていたところ、部分月食の時に月の近くを火球が過ぎったそうです。「あっ!」と思った瞬間、周りからも驚きの歓声がいくつも聞こえて、思ったより星好きさんが集まっていたことにも気づいて笑ってしまったそうです。
この後ほぼ徹夜で出社し、猛烈な眠気と戦いながらお仕事されたそうです。お疲れ様です。

最後は、食をずっと見守っていたにも関わらずそんな火球は見逃してしまった、我らが代表からです。
皆既日食が赤いのは地球の大気の影響、というのはオンプラのおかげでそろそろ覚えてきたのですが、前回2022年の時と比べて、今回はより暗めの赤色に見えるそうです。以下代表からの解説丸パクリです。
- 皆既月食の赤色や夕焼けの赤みは、大気中の小さな粒などで光が散乱して、赤い光だけが届くためです。大気中のチリや水蒸気が少ないと、より多くの光が通過するので、オレンジが明るくなる傾向にあります。 逆にチリや水蒸気が多いと、光が通らず、黒色に近い色になったりします。
- 1993年6月4日の皆既月食は、けっこう灰色というか、暗かったそうです。 これは、1991年にフィリピンのピナツボ火山が噴火したせいだと言われています。
- 皆既月食の時の地面からの高さが、今回(2025年)の方が低いので、その分暗くはなっていると思います。



あまりの時間帯に断念した方や、せっかく意気込んで起きたのに曇っていた!という方もいたかと思います。私は前者側ですが、こうしてお月様をお裾分けしてもらって堪能できた気分です。
もっと皆既月食について気になった方は、前回のブログでオンプラの月食回をまとめたのでそちらも併せてチェックしてみてください。
さらに8日のSpaceShowroomで振り返り解説を配信したので、こちらもぜひご覧ください。