- 著者名:宮本 英昭
- 出版社:高橋書店
- ジャンル:児童書
- レベル:初心者~中級
- 本のサイズ:ソフトカバー(W150㎜×H210㎜)
- 総ページ数:192ページ
- 字の大きさ:大きい、漢字にふりがな有
宇宙のふしぎ なぜ? どうして?
あなたは、疑問に思ったことはありませんか? 星はなぜ光っているのか? 宇宙の外はどうなっているのか? 惑星って何なのだろう? と。
あるいはお子様がいる方は、子供から聞かれて必死にスマホで検索するけど、難しくて説明に困ってしまった、という経験もきっとあることでしょうね。
また、宇宙に興味を持って、天文や宇宙の本を購入して開いてみると、細かい字で専門用語がたくさんあって、途中で飽きてしまった、なんてこともあるかもしれません。
そんなあなたに、是非読んで頂きたいのがこの本です。
児童書ですが、宇宙のふしぎについて面白おかしく解説されており、ページをめくる度に「なるほど、そうなんだ」と納得できます。
また、宇宙だけではなく暦や12星座の神話なども書かれています。
中でも笑えてしまうのが、「太陽と惑星のふしぎ」について描かれた章の、水星のお話です。
ある日、太陽クリニックを受診した水星が太陽先生に、自分はなぜデコボコの惑星なのか問います。それに対して、太陽先生がデコボコのワケを詳しく解説していくと言う内容です。このページは漫画での解説ですが、読み終わる頃にはすっかり水星の事が分かるようになっています。
全ページ、イラストを使って見開きで完結しているので、テンポ良く読み進める事ができます。
また、この本の特徴の1つとして、解説ばかりではなく「やってみよう!」や「自由研究」のコーナーもあるため、お子様がいるご家庭の方は、夏休みの課題にぴったりです。
これを読めば、天文の基礎知識から宇宙飛行士の事まで、簡単に網羅できる一冊となっています。