ポセイドンがおくりだした海獣くじら。 このくじらは私達が知っている穏やかでかわいい見た目をしたくじらではありません。大きな口の中には牙、鋭い爪、、、。なんだか、絵を見たその日の夢に出てきそうな見た目をしていますね。くじらは、ポセイドンによってエチオピアの国に放たれたあと、エチオピア海岸で大暴れしました。おさめるためにはアンドロメダ姫を生贄に…と神託をうけた母カシオペア王妃は泣く泣く愛しい娘を… そしてくじらがアンドロメダ姫を襲おうとしたところに 勇者ペルセウスが居合わせ持っていたメデューサの頭で石にされ、倒されてしまうのでした。 星座はすこし見つけにくいところにあります。空低いところ… くじら座には脈動変光星といって光の強さが変わる星があります。観察しているとあんなに暗かったかしら…あんなに明るかったかしら…と同じ星を見ているはずなのに違うものを見ているような気分になります。 脈打つような星 それはまるで心臓のような…海の波に揺れるくじらの瞳のような気もします。(実際の星が脈打っているのではなく、近くをぐるぐる回る星に引っ張られて伸びたり縮んだりしているというイメージが分かりやすいかもしれません 実際の空でこの星座、探してみてください。