【書籍紹介】まんがで読む星座と神話

書影画像提供:学研プラス
  • 書籍名:まんがで読む星座と神話
  • 監 修:藤井 旭
  • 出版社:学研プラス
  • ジャンル:児童書
  • レベル:初心者
    (小学生~中学生)
  • 本のサイズ:A5半ソフトカバー
    (W150mm×H190mm)
  • 総ページ数:216ページ
  • 字の大きさ:中サイズ 漢字ふりがな有
    (細かい説明分にふりがな有)
まんがで読む星座と神話

漫画で読む「神話」の物語

 夜空を彩る星々。その星々を線でつなぐと、星座になります。そんな、夜空の星座一つ一つに、神話と呼ばれる物語があります。

 この本は、全天88星座の内の40話が載っております。可愛いイラストを使い、漫画で神話が読むことができます。さらに、見つけ方のコツなど星座にまつわる情報も満載で、天体観測にも役立ちます。

 クスっと笑える話・冒険物語・そして悲しいお話まで、夜空の星座達の話を一気に読むことができます。 また、一部ではありますが、世界中の神話も掲載されているため、同じ星座でも国が違うと神話も違うということを楽しみながら学ぶこともできます。

 そして、南半球の星空には、航海するための道具の名前がついた星座が多くありますが、その事についても、この本を読むことで学ぶことができます。


 神話は気になるけど、どこから踏み入れて良いか分からない方は、まずは、ご自分の誕生日の星座にある神話から読んでみてはいかがでしょうか?もしかしたら、意外な神話の結末が待っているかもしれません。

 私は、自分の星座の神話よりも、やはり英雄へレクレスの神話が好きです。どんな困難な事にも立ち向かう勇気。すごいと思いました。


 そして、10月8日にオンラインプラネタリウムでご紹介した、やぎ座の神話について読み直して、「なぜギャグ担当なのか?」を、考えても良いかもしれません。

神話の世界が初めての方にピッタリの本

 この本は、簡潔に神話が書かれているため、障りの部分だけ知りたい方や、難しい神話より分かりやすい神話の本を探している方に、ぴったりな1冊になっております。

 ちょうど、秋から冬の星座達が夜空を彩っております。夜が長くなったこの季節にぜひ、秋から冬の星座達の神話を読んで、古代の人々のロマンに触れてみませんか?


 そして、お気に入りの神話を見つけてみてはいかがでしょうか?