【オフラインプラネタリウム】銀河鉄道と天の川散歩をしてきました🌖

こんばんは、相変わらずリクライニングチェアと相性の悪い なおです。

今回は夏にピッタシのプラネタリウム、ズバリ『銀河鉄道の夜』をテーマにしたプラネタリウムを見てきました。上映しているのは港区立みなと科学館。宮沢賢治好き人な私としては是非乗車したいプログラム。普通にワクワクして臨んだところ、盛大なドキドキとなって降車することになりました。

まず最初は、今夜9時の港区の夜空から。生憎の雨空ですが、もし晴れていれば東の空には満月から欠けたお月様、そして天頂には夏の大三角が輝きます。そういえばトライしたことありませんが、港区からでもさすがに夏の大三角は見えるそうですよ。

そしてレインボーブリッジ方面に視線を南下させると、西側に傾いたさそり座が。ここに至る道が、今夜解説していただいた銀河鉄道路線の前半ですね。

アンタレスが燃えるさそり座

プログラムのタイトルは「星空散歩〜天の川の旅〜」。全編生解説で、『銀河鉄道の夜』の物語と天文学を織り交ぜてお話しいただきました。

普段小説として読んでる分には空想の星空を心で展開するのですが、プラネタリウムなので実際の星を投影してくれます。白鳥の停車場から始まる銀河鉄道の沿線、あなたのお気に入りの場所はどこですか?

ネタバレしてしまうと、私の大好きなアルビレオの観測所はばっちりあの二重星を映してもらえました。本当にキレイな姿ですよねえ。

物語に出てくる風景と共に、実際の天体を科学的にも紹介してくれます。星団や星雲とはどんな天体か。星が活発に生まれるところ。蠍の火は何故あんなに明るく燃えているのか。星の生涯の終わり。そして、銀河のサイクル。銀河鉄道の執着の南十字と石炭袋。

人と星の一生を織り交ぜて、私たちが存在する宇宙の銀河の物語を教えていただきました。

最後にはプラネタリウムならではのスケールで銀河の旅路に出て、これにもとても感動です。

この夏、是非体験していただきたい旅です。

私はリピート必至なので、ジョバンニの切符ならぬ、いつでもプログラムを見られる年パスを購入しました!

列車はまもなく発車しますよ。それでは良い旅を!