こんばんは、ブックカバーチャレンジの1冊で選んだ『魔女の12カ月』の著者である魔女さんのお店まで行って楽しんだことのある なおです。本にある実際の場所とかゆかりの地、行きたくなるんですよね。
2026年5月8日の神奈川県の夜空は、春らしくけぶっていましたが、それでも金星や木星は元気にキラキラしていました。さすが愛の女神と神々の主神ですね。

今回のガッツリ文系は本ではなく、図書館の紹介でした。いつもオンプラの解説をやるたびにお世話になりまくっている図書館です。ちなみに私は図書館カードを3つ持っています(ドヤ)。
古代アレクサンドリア図書館は、私が行ってみたい場所の一つです。歴史の流れの中に埋もれてしまったので、もう古代の図書館に行くことはできませんが、2000年の時を経て新アレクサンドリア図書館が出来たそうです。
そちらはそちらで興味あるのですが、でもやっぱり古代図書館にロマン感じまくりで行ってみたいのです。
というわけで、気分だけでも行ってみようと今回のテーマに至った次第でした。
収蔵されている本もそうですが、どんな建物だったのか、現代の図書館みたいにイベントなどもあったのか、気になります。
ちなみに配信中に触れるのをすっかり忘れていましたが、図書館のあった学術機関ムセイオンは、Museum(博物館)の語源になったそうです。そんな話を聞いたら、なおさら行ってみたいです。ムーサのウラニアさんに導いていただきたい…!

アレクサンドロス大王が東方遠征を行ったのは、地の果ての向こう側を見に行きたいという冒険心もあったそうです。当時のギリシャ人からすると、世界地図は地中海を中心として、ヨーロッパと北アフリカとインドまでの西アジアで完成しました。つまり、ギリシャから出発してエジプト、バビロンまで領地を拡げたアレクサンドロス大王は世界を手に入れたようなもの。それでも、その向こう側を見たいというのは、王様というより探検家のようにも思います。
伝記には色んな伝説盛りだくさんで、インドからの帰りには太陽の木と月の木に死を予言されるそうです。どんな木なんでしょう。そしてその通り、彼は故郷の地も彼の名を冠した新都市にも踏み帰ることなく亡くなってしまいました。

星の一生に比べれば一瞬くらい些細な時間でしかありませんが、それでも人一人にとってみたら「有史以来」というのは永い時間が流れています。学術振興のために興った図書館も、平和のうちに蓄積された膨大な知識が、戦火によって一夜にして灰燼に帰してしまいました。ナイルの氾濫のように、暴力的に。それでも炎や暴力から本を守って、先代の知識を後世に繋げてくれた人たちの尽力によって、私たちは数千年前の星空を手に取ることが出来ます。
学ぶことは、考えるための最初の一歩です。本を読んで、どんな風に思ったか。考えたか。読んで終わりだけでなく、ヒュパティアのように自分で考えてみたら、どんなふうに感じるか。正しいとは何か。
最初はやり方が分からなくても、学ぶ場所はあります。
参考文献でご紹介した『図書館学概論』は「前に生まれたものは、後に生まれたものを導き、後に生まれたものは、前に生まれたものを尋ねて教えを受け」との願いから執筆したそうです。
アリスタルコスの太陽中心説がアルキメデスを経てコペルニクスに辿り着いたように。
ピュタゴラスの音楽を聴いたプトレマイオスのハーモニーがケプラーに届いたように。
歴史の河の流れ、私たちもその賜を有難く受け取って、大切に受け継いでいきましょう。

