こんばんは、SSRの意味を3回くらい聞いたけど毎回忘れた なおです。
2024年3月22日の神奈川県は、彼岸も過ぎてなお寒いのですが、その甲斐あってか西の空に沈んでいくオリオンを見送ることが出来ました。それでももうモクレンもすっかり春の中で溶けていってしまったので、冬と春を行きつ戻りつ、でしょうか。
今回はレアな天体「すいせい」にフォーカスを当てます!
最初の「すいせい」は惑星の「水星」です。水金地火木とよく口にはしますが、お近くの星でも見るチャンスは限られています。週明けの3月25日は、そんな水星が見頃のピークを迎えるそう。惑星が太陽の軌道上の一番遠くを通る最大離角の頃で、年に数回ある水星チャレンジの中でも特に見やすい位置に出るそうですよ。今回は夕暮れ空に現れる東方最大離角なので、ぜひ太陽が沈んだ後の西の空を探してください。
私も1月の夜明け前の空で西方最大離角の頃に見つけましたが、淡く浮かんで、でもすぐにやってきた日の出に溶けていく水星がちょっと切なげでした。
西方やら東方やら西なのか東なのか、どっちか分からなくなっちゃった方は、配信で何時・どっちの空に見えるのかをチェックしてくださいね。
後半の「すいせい」は「彗星」です。「ほうきぼし」とも読む通り、核を先頭に塵をたなびかせて夜空を横切る姿を思い浮かべる方もいるのでは無いでしょうか。かくゆう私もその一人です。
実は彗星も水星と同じく、太陽の方向に見えるものだそうです。これは彗星が見えるのは太陽のそばを通るときに太陽風で…うーん、説明が難しいですね。やっぱりこちらも、配信を見てなぜ日暮れや夜明け前に見えるのかを確認してください!映像付きで分かりやすいですよ。
今はポンス・ブルックスさんが近くまで来ているそうです。中々肉眼で見るのは難しそうですが、宵闇が訪れたら西の空に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。