惑星を擬人化することで、分かりやすく、馴染みやすくする【惑星擬人化シリーズ】第二回は「金星」の登場です!(キャラクターデザイン:澤田菜奈)
ローマ神話では、ウェヌス、ヴィーナス、ギリシア神話では、アフロディーテと、金星は世界各地の女神の名前がつけられています。
アフロディーテは、ギリシア神話に「愛と美の女神」として登場します。アフロディーテも、オリュンポス山に住む十二神のうちのひとりです。泡から(どんな泡かは興味がある方は調べてみてください)生まれたアフロディーテは、季節の女神ホーラたちによって、オリュンポス山につれて行かれたと言われています。そこでゼウスはアフロディーテの美しさを絶賛したと言われています。
ゼウスは、羊飼いのパリスに、自分の妻のヘラ、娘のアテナ、愛と美の女神アフロディーテの3人の中から、一番美しい女神は誰かを選べと命じ、パリスはアフロディーテを選んだと言われています。
ちなみに、この女神コンテストのおかげで、トロイア戦争が起きたと言われています。神様、迷惑です。
太陽系の惑星のひとつで、太陽に2番目に近い惑星です。地球と同じように、岩石で形作られるため、「地球型惑星」に分類される惑星です。太陽系の惑星の中で、大きさや密度などがもっとも地球に似ている惑星です。
金星の直径は、約1万2,103.6㎞と、地球の0.95倍くらいとほとんど同じ大きさです。また、重さも地球の0.82倍程度と、大きさ・重さどちらも地球にとても似ている惑星です。
- 分類:地球型惑星
- 公転周期:224.701日
- 自転周期:-243.0185日(マイナスは地球と逆方向に回転)
- 衛星の数:0
- 平均公転半径:1億820万8,930km
- 赤道面での直径:1万2,103.6㎞
- 質量:4.869×1024kg
- 表面重力:8.87m/s2
- 表面温度:平均464℃/最高500℃/最低-45℃
- 大気圧:9,321.9kPs
- 主な大気成分:二酸化炭素、窒素、二酸化硫黄
※記載された数値データは、今後変わる可能性があります。