【惑星擬人化シリーズ】月(Moon)

惑星を擬人化することで、分かりやすく、馴染みやすくする【惑星擬人化シリーズ】第十回は「月」の登場です!(キャラクターデザイン:澤田菜奈)

月・アルテミス

月の女神であり、猟犬・貞潔の女神「ルーナ」

 ローマ神話の「ルーナ」は、月の女神であり、ギリシア神話の「セレーネ」と同一視されている女神です。輝く黄金の冠をかぶり、額に月飾りをつけた絶世の美女と言われています。

 後に、「ヘカテ―」「アルテミス」と同一視されるようになると、女神自身が「3つの顔を持つ」という意味合いになり、月の「新月」「半月」「満月」とその形を変える「月」の姿とあわせて「新しく生まれる三日月のアルテミス(乙女)」「満ちる豊穣の月のセレーネ(母親)」「欠けていく暗い月のヘカテー(老女)」と表現されることもあります。

月はどんな衛星?

 太陽系の惑星のひとつ「地球」の衛星で、「地球」の唯一の衛星です。太陽系にある衛星の中では、5番目に大きな衛星です。また、太陽系の中にある衛星の中で最も太陽に近い位置にある衛星です。(地球より内側を周っている「水星」「金星」には衛星がありません)

 「月」は、私たち地球から見ると、「太陽」に次いで明るく輝く天体で、「流星」や「隕石」「小惑星」を除くと、最も「地球」に近い天体です。

 また、今の所、人類が行ったことのある唯一の「地球以外の天体」でもあります。 

月

月のスペック

  • 分類:衛星(地球)
  • 公転周期:277時間43.19
  • 自転周期:+277時間43.19分(マイナスは地球と逆方向に回転)
  • 衛星の数:-
  • 平均公転半径:384,400km
  • 赤道面での直径:3,475
  • 質量:7.348×1022kg
  • 表面重力:1.622m/s2
  • 表面温度:-233~+123
  • 大気圧:10-7~10-10Pa

※記載された数値データは、今後変わる可能性があります。