編集 : 産業編集センター
出版社:産業編集センター
ジャンル:一般書籍
レベル:中学生〜大人まで
本のサイズ:B6判(ハードカバー)
(約W130mmx約H190mm)
総ページ数:144ページ
字の大きさ:一般書籍と同じサイズ (ふりがななし)
この書籍の1番の特徴は、全ページに美しい夜景や星空などの写真に、宇宙飛行士や宇宙開発者などの名言が綴られている書籍になります。そして、なんと言っても写真と言葉がマッチしているため、ページをめくるたびに言葉の深い意味に引き寄せされていきます。
今の自分にぴったりなことば
この書籍に綴られている言葉は、どれも心に響くものばかりです。
そのたくさんの言葉の中で、私の心に刺さった言葉があります。それは、アポロ15号の宇宙飛行士、アルフレッド•ウォーデンの言葉です。
「月での任務より大きな課題。それは、自分の人生をどう生き、この世界でどんな行いができるかだ。」(本文P108より)
深いですよね。月のミッションより大きな課題。それは、自分の人生。
人生は成功したのか失敗したのかが、すぐに分かるわけではなく、この世界で自分がどう歩みどう選択していくかが大事。と私は、解釈をしました。
そのため、やりたい事を「自信がないから」「時間がないから」などと先延ばしして、指をくわえているだけの今の自分に、喝を入れてくれた言葉でした。そして、改めてこれからの自分の人生について考えさせられました。
宇宙に携わる人たちのことば
過酷な訓練に、外から地球を見るという経験をした宇宙飛行士達の言葉、壮大な宇宙の謎などに挑んでいる研究者や開発者の言葉には、奥深いものを感じさせられます。
そして、そんな宇宙飛行士達の言葉は、人生への言葉だけではなく、私達の地球についての言葉もあり、暗い宇宙の中に青く光る地球を、守っていかなければならない。と、感じさせられる言葉もあります。
心を癒すことばたち
この書籍には「寝る前に読む宇宙」と書かれておりますが、心が落ち込んだり、行き詰まりを感じた時こそ手に取って読んで欲しい一冊です。
書籍のタイトルでもある「未来をひらく宇宙のことば」が、ぎっしり詰まっています。
壮大な宇宙を相手にしている方達の言葉は、深くどれも心に残る言葉です。もしかしたら自分の北極星になるかもしれない言葉が見つかるかもしれません。
夜寝る前は、携帯ではなくこの本を読み、明日へと英気を養ってはいかがでしょうか?