【オフラインプラネタリウム】「星空散歩」で南半球まで行ってきました🌘

こんばんは、なお です。今回は神奈川県にある平塚市博物館のプラネタリウムに行ってきました。

平塚駅から北に進んだところにある、緑豊かな文化公園の中にある博物館です。まずは手前の平塚八幡宮にお参りして目指します!

八幡宮の神楽殿のど真ん中で、背中で語る鷺くん。これからパフォーマンスが始まりそう。

博物館の1〜2階に広がる平塚を中心とした自然や文化を楽しみたおして(特にどちらのフロアにもある石が面白かったです。地球の歴史…!)、いざプラネタリウムへ。

プログラムはイラストレーターの八王子さんと博物館の学芸員である塚田さんによる「星空散歩」です。隔月開催の今回は、10〜11月の星空を案内していただきました。11月初旬の21時を投影すると、クリスマスごろまで見れるという夏の大三角を西に、天頂には秋の四辺形が昇っています。2ヶ月前のプログラムで宿題が出ていたようで、塚田さんから八王子さんに4角全ての星の名前が出題されました。3つ目までは好調に答えていた八王子さん。ですが最後の星だけは「美味しい名前だったな、そうだメカブ!」と自信満々に答えるも、無情にも「ブー」との不正解を告げるサウンドが。正解は「マルカブ」だそうです。私は今日まで4つとも知らなかったのですが、逆にマルカブだけは覚えました!

平塚市博物館の投影機たち。太陽や惑星に比べて月の投影機が大きいのは、満ち欠けをこの子単体で再現してくれるからだそうです。

八王子さんは可愛らしい星座絵もたくさん描いている方です。そんな癒しの権化のような星座絵をお供に散歩は続きます。今時分は南の夜空にみずがめ座が昇りますが、神様に攫われるレベルのイケメンさはそのままにやっぱり可愛らしい。ケフェウス座をバカにするトカゲ座も、いたずらっ子な愛嬌が抜群です。

理系然としている塚田さんと、柔らかみのある声で天然な八王子さんの掛け合いは、ちょっとシュールな漫才のようで、プラネタリウムの解説に新たな文化が築かれているようです。

88星座のうち日本から見えない3つのうち1つを見に南半球まで行ったときには、3つの星からなる星座が何かという問題が出て、ひたすら「さんかく座」と答える八王子さん。確かに星座の中のさんかく座っぽいもの、かみのけ座っぽいものは多すぎます。そこを冷静に切り返す塚田さんとのやりとりは面白かったです。

ちなみに日本から見えない残り2つの星座は、私たちにも宿題になりました。何の星座か、ご存じでしょうか。

プラネタリウム鑑賞後は八王子さんのグッズの販売会もありました。当日即席で書いたという看板のみなみのうお座くんとはやぶさくんもチャーミングです。

後半には、現在話題を総なめしている紫金山・アトラス彗星について案内していただきました。地球に再接近するのは2024年10月12日ですが、塚田さんによると16〜20日が見ごろとのこと。太陽が沈んで高い位置に残っている彗星が、見やすいらしいです。

前回(10月4日配信)のオンラインプラネタリウムでも彗星の話題になりましたが、肉眼でも見えるレベルだととてもワクワクしますね。私はまだ見たことがないので、ぜひ彗星さんには頑張っていただきたいです…!

そして何と言っても天気ですよね。流星群もやってきますし、良いお天気に恵まれますように。

次回の星空散歩は12月の第1日曜日だそうです。また一緒に夜空を歩きに行ってみたいです。

プラネタリウム近くに掲示されていた紫金山・アトラス彗星に関する掲示。しっかりはっきりくっきりなしっぽが見れたら良いなあ。
惑星と並んだ太陽に映る影で、太陽の怪獣ごっこ遊び。楽しい1日でした!