【オンプラ★ちょびっと振返りブログ】ゴッホと星空

こんばんは、食欲の春夏秋冬な なおです。

2025年10月17日の神奈川県は、昨日まで続いた雨が一気に腫れ上がって、朝から気持ちいい晴天でした。すっかり長袖が手放せないと思っていたら、最高気温は夏日となり、まだまだ分からない季節ですね。

夜も秋空には珍しいくらいすっきり晴れて、わし座も調子が良いし、頑張れば四辺形以外にもペガスス座を追えそうです。

2025年10月25日の帰り道の夜空です。右側にペガスス座、左側に見切れたカシオペア座で、秋が輝いていました。
同日夕方、現在地球近くを通っているレモン彗星です。我らが代表が川崎市で撮影しました。どこにあるか、見つけられますか…?ちなみに数字は周辺の構成の等級だそうです。

今夜の解説はゴッホがテーマです。現在東京都美術館ではゴッホ展が開催中ですね。もう見に行かれた方もいらっしゃるでしょうか。

ヨーロッパの北方出身の画家らしく、その初期の絵画はあの「ひまわり」を描いた人とは一線を隠した色彩でした。そこからパリを目指して色んな技法に触れ、目覚ましい吸収力でぐんぐんと自分の「描く」を伸ばしていったゴッホ。

その生涯を通してあまり幸運に恵まれたとは言いづらい境遇にあったようですが、南に向かうにつれて鮮烈なほどの色彩を絵筆から迸らせていきました。

今回の配信でも取り上げられた「星月夜」も、上野に来ているでしょうか。気になります。

「ローヌ川」に北斗七星が描かれているのは有名ですが、それがどんな風に描かれているかは知りませんでした。結構ゴッホ、ちゃんと考えて描くんですね。

「星月夜」に描かれた(かもしれない)銀河にもびっくりです。普通、人の肉眼でヨーロッパからアンドロメダ銀河以外見るのはだいぶ難しいと思うのですが、ゴッホなら見えたと言われても、何となく納得いくような。

今夜は雨続きの休息のような晴れの星空です。せっかくの芸術の秋ですから、額縁の中の世界と重ねて見上げてみるのもロマンチックな気分になれるかもしれません。

ゴッホの瞳にはどんな星空が広がっていたでしょうか。