惑星を擬人化することで、分かりやすく、馴染みやすくする【惑星擬人化シリーズ】第七回は「海王星」の登場です!(キャラクターデザイン:澤田菜奈)
「ネプチューン」は、ローマ神話に登場する神のひとりで、海の神と呼ばれています。実は元々はどのような神であったか、はっきりしていないそうです。ギリシア神話に登場する、海の神「ポセイドン」と同一視されることが多い神でもあります。
ローマ神話においても、ギリシア神話においても、全知全能の神「ゼウス」に次ぐ圧倒的な強さを誇る神として登場します。
その力は絶大で、地球がふたつになるかもしれないほどの力を出すこともあれば、三叉の槍で宇宙を揺さぶり神々たちと戦ったこともあります。
地球の「神」ですが、そのトラブルは全宇宙に迷惑をかけているのかも知れません。
太陽系の惑星のひとつで、最も外側を周っている惑星です。天王星の次に大きな惑星で、重さは3番目に重い惑星です。
以前は天王星と同じく、木星と同じように「木星型惑星」と分類されていましたが、近年の観測で木星や土星のように、水素やヘリウムなどガスの成分が多い惑星ではなく、水やメタンが多くガスの成分が少ないことが分かってきた為、「天王星型惑星」と分類されるようになりました。
海王星は、地球から見ると最大でも7.6等級と暗いため肉眼で観測することが出来ません。そのため、太陽系の惑星の中で唯一、経験的な観測から発見されたのではなく、数学的計算を元に発見された惑星です。
海王星の特徴は、その活発な大気の活動で、観測された大気の風は時速2,100㎞と、他の惑星では観測されない強い風が観測されています。
- 分類:天王星型惑星
- 公転周期:164.770132年
- 自転周期:+0.6623日(マイナスは地球と逆方向に回転)
- 衛星の数:14
- 平均公転半径:44億9,506万㎞
- 赤道面での直径:4万9,528㎞
- 質量:1.0241×1026㎏
- 表面重力:11.15m/s2
- 表面温度:?
- 大気圧:?
- 主な大気成分:水素、ヘリウム、メタン
※記載された数値データは、今後変わる可能性があります。