【オンプラ★ちょびっと振返りブログ】「月が星を食らう ~ 星食~ 」

こんばんは、「せいしょく」と入力したら予測候補の一番上が「生食」で、「なましょく」じゃなかったんだ!と発見した なおです。

2023年9月8日の神奈川県の夜空は台風の名残の曇りと雨で、半袖だとちょっと涼しいなと感じました。皆さまがご無事に過ごされていますように。

9月5日の朝に浮かぶ半月と、西に向かう飛行機。

さて、皆さまは「星食」という言葉をご存知だったでしょうか?私は読み方も「せ、せいしょく…?」というレベルで初耳でした。お月さまがある恒星を隠してしまう現象だそうですが、月は地球からだととても大きく見えるので、しょっちゅう起きてはいるそうです。それでも、一等星が隠れるのは珍しいそうですよ。

こんな満天の星を満月が横切ったら、食が起こりまくりですね。

そんな中、9月21日にはアンタレス食が起こるそうですよ。アンタレスは明るい星ですが、日の入りごろに起こるそうなので、見ようと思ったら装備が必要なようです。そもそも、その時間帯に南の空が開けている場所に辿り着けるでしょうか…!あの赤い蠍の心臓が月に食べられちゃった挙句ちゃんと出てくるところ、見てみたいです!

星食を見るには、地球のどこにいるかもポイントだそうです。今回のアンタレス食は幸いにして日本から観測できますが、違う国だと見られないところもあるそうです。時間帯もそうですが、天文イベントは時として運が試されます(もちろん晴れるかどうかも重要ポイントですね!)。

どのような原理で星食の見方が変わるかは、さまざまなシミュレーションを駆使した今回の動画でたくさん勉強できるので、ぜひご覧ください!

星食一つ取っても見どころはたくさんのようなので、頑張って仕事を片付けて、21日には南の空を見上げてみようかな。